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【開催レポート】けせんぬましごとカフェ@仙台
2017年10月9日(月・祝)、「けせんぬましごとカフェ」を開催しました。 けせんぬましごとカフェとは、気仙沼の仕事にまつわるあれやこれやを、ざっくばらんに聞けるカフェのこと。 合同企業説明会でもない、企業面談でもない、比較的フラットな場で、気仙沼の企業のこと、そこで働いているひとたちのことを知ってもらおう、と企画しました。 ●開催概要● □日にち 2017年10月9日(祝・月) □時間 17:00~19:30 □場所 rough laugh(宮城県仙台市青葉区中央3-4-12 SSスチールⅡビル6F 仙台駅より徒歩8分) □参加費 無料 □服装 自由 当日のスケジュールはこちら 17:00 オープニング 17:05 企業+参加者自己紹介 17:20 各社企業説明 17:50 トークセッションテーマ:気仙沼で経験しているキャリア形成について 18:30 個別相談会 19:15 気仙沼で起きている活動・サークル紹介 19:25 クロージング まずは、企業各社が説明を。 今回、気仙沼から参加した企業は4社です。 ■アーバン㈱ 気仙沼の冠婚葬祭を担う企業です!大川の側にあるゲストハウスアーバン気仙沼は、気仙沼の風景そのもの!「地域の人に愛される経営」をモットーに、人とのつながりを大切にしたお仕事をされています。■医療法人くさの実会 精神科・心療内科の専門病院「光ヶ丘保養園」、介護老人保健施設「リバーサイド春圃」を運営しています。医療・福祉に興味のある方、気仙沼市で一緒に働いてみませんか?学部問わず募集しており、資格や専門知識も不要です。奨学金制度もあり、働きながら国家資格を取得することを全面的にバックアップします! ■㈱気仙沼商会 気仙沼市民の生きる術、ガソリン販売をされています!そのほかにも、車などの保険、住まいの商品の提案も!気仙沼では主流 のLPガス配送や、ストーブに使う灯油など、生活に密接しています!気仙沼市民のライフラインを支える企業です! ■㈱菅原工業 地域の人々が快適で安心して暮らすための環境づくりをし、コーポレートスローガン ”このまちを、つくる“ のもと日々『まちのインフラ』を支えています。また、互いの地域の課題を解決し支え合う目的で、インドネシアに技術発信する事業も動き始めました。 地方の中小企業のチャレンジがどんどん新しいステージに進んでいます! 地方の建設業だからこそ味わえる仕事感を一緒に味わってみませんか? 後半は、2箇所にわかれて、それぞれトークセッションを。 仙台在住の方々中心に、参加者は7名。 終始なごやかで、アットホームな雰囲気です。 会の終盤には、MINATOから「気仙沼の今」を紹介させていただきました。 企業ではたらくおもしろさや今後挑戦してみたいことなど、普段なかなか聞けないようなこともざっくばらんに話せる場となったようです。 参加者の方も、笑顔で帰って行かれました。このあと、面談が決まった人もいるとかいないとか...企業の方、参加者の方双方が実りある時間になっていればいいなぁと思っています。 最後に、参加者の声をお届けします。 <参加者の声(アンケートより)> ・気仙沼で働くイメージが湧いた ・会場が駅からも近く、話しやすい雰囲気でとてもよかった ・企業と気仙沼の魅力を感じて、とてもわくわくしました。 次回は11月10日(金)に仙台で開催予定です。 次回の詳細は決まり次第、MINATOのWebやFacebookでお知らせします。おたのしみに!
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【UIターンインタビュー】自分らしく、「楽しい」を積み重ねる
人生の方向性がなんとなく見えた学生時代 生まれは兵庫県で、大学まで一貫して兵庫県で過ごしました。兵庫での学生時代は全体を通してすごく楽しかった記憶があります。 ただ、自分が思う通り、好きなようになっていたので、あんまり真面目な生徒ではありませんでした。ここでは具体的に言えませんが(笑)。 高校時代はバドミントン部に所属していて、部活にはすごく打ち込んでいて、とても楽しかったです。 引き換えに勉強はまったくしていなかったので、成績は学年でも下の方でした。それを見かねて、部活の顧問だった先生が、自分の教科だった英語だけでもなんとかしたい、ということで、集中して勉強できる環境を作ってくれました。その先生は私の特性を見抜いて、「この子は耳から覚えた方が伸びる」と考えたようで、ALT(外国語指導助手)の先生と英会話をする時間を沢山作ってくれました。 そんなことを1週間続けていたら、なんと英語の成績が学年1位になってしまったのです!その経験から勉強に対して自信がついてきましたし、またその頃から漠然と、海外に行きたい、という将来の方向性も見えてきました。 大学で出会った「生き方」 大学時代に一番のめり込んだのは、韓国・中国でのワークキャンプでした。 大学1年の頃から、FIWCという学生団体に所属し、韓国や中国の山村部にある、ハンセン病の快復者の方が暮らす村に1週間程度滞在するボランティア活動を行っていました。 高校時代からあった海外に対する興味を大学で叶えたいと思い、色々なサークルや団体を探していました。そのなかで出会ったのがFIWCでした。 その団体は、学生だけでなく、社会人も多く参加している団体で、その場にいる一人ひとりがとても魅力的でした。加えて、まじめなボランティアというイメージよりも、参加している人がただただ楽しそうでした。そこに惹かれて、大学1年生の最初の頃から、活動に参加することになりました。最初の夏休みに初めて韓国でのキャンプに参加して、ワークキャンプの意義、自分たちが行く意味、村の実態など、たくさんのことを考え、感じました。 1回目のキャンプを終え、この活動にのめり込みつつありましたし、周りからも来年は全体のリーダーをやって欲しい、と言われるようになりました。自分が最初のキャンプで感じたことをもっと深め、より良いものにしていきたいと思っていたので、リーダーを引き受け、次の夏に向けて1年間かけて取り組むことにしました。 準備の一環として、秋から冬にかけては、仲間と韓国の別の村に行きましたし、FIWCのネットワークを通して、様々な人たちと会って話しました。FIWCは全国に支部があって、同じような活動を行っている人たちと沢山出会うことができました。そこで出会った人はみんな熱い人たちで、改めてこの団体はやばいな、と感じました。その繋がりを通して出会った先輩の一人が、中国で活動していたこともあり、その年の春に中国の村にも行きました。 そこでもたくさんの刺激があり、自分のプロジェクトを絶対いいものにしたい、という気持ちで帰国しました。そんな思いを持って帰国した数日後、東日本大震災がおきました。 真っ先に飛び込んだ気仙沼 震災が起きた当初から、FIWCとして気仙沼に行くという話が上がっていました。自分の周りでも、ボランティアに行くと言っている人が多かった。 しかし当時の私は、すぐに行こうとは特段思っていませんでした。明確な理由はないのですが、何か違う気がしていました。しかし、同じサークルの先輩と話していていた折、「今はボランティアにいくべきではない、ニュースなどでもそう言っている」という発言を聞いたときに、なぜか腹が立ち、現地にいく事に決めました。当時はメディアも声高に、「無闇にボランティアに行かないで、復旧活動の妨げになります」と報道していた時期で、その報道に違和感を感じていたことがその理由でした。現場の事は本当に行ってみないとわからない、又聞きの情報を鵜呑みには出来ない。中国での経験から、現場を知ることの大切さを身をもって感じていたので、そんな思いがこみ上げてきました。 そんなきっかけで、その年の3月24日、FIWCが行っている東北ボランティアの第1陣として気仙沼市唐桑町へボランティアに入りました。最初は短期間のつもりで入ったのですが、第1陣ということで、町内のことを調べたり、ボランティアの活動基盤を整えたりととても忙しく、結局1ヶ月ほどいる事になりました。最初の滞在のあとは、唐桑と兵庫を何度も行ったり来たりし、活動を行っていました。 ボランティアを通して同年代の仲間も数多く出来ましたし、何より地元の人達が名前を覚えてくれて、ボランティアに来る度に声をかけてくれるのがすごく嬉しかったです。その後3年生になり、学業や就活などが忙しくなってしまったので、唐桑に行く頻度は半年に一度くらいになってしまいました。そんな就活時に、一つの転機がありました。 移住を決めた「これ」 当時の私は、マスコミ関係を志望しており、普通に就活をしていました。そして、3年生の終わりに無事内定ももらい、進路が決まったと安心していたのも束の間、とんでもないことに気が付きました。単位が足りず、留年することになってしまったのです。当然内定も取り消し、さすがにその時は凹みました。しかし同時にそのタイミングで、「唐桑に移住しよう」と思ったんです(笑)。 大学時代からずっと考えてはいたのですが、就活を終えて、内定もちゃんともらえたことで、自分は一定レベルで社会に必要とされている、と思えるようになりました。であれば、今移住してもいいかなって(笑)。そこから1年半くらいかけて、移住に向けて準備をしていきました。 今は、NPOリアスの森応援隊という団体で働いています。ここを選んだ理由は色々とありますが、一番大きいのは社長に惹かれたことです。私自身、普通の人よりは一人でも生きていく力が強いと思っているのですが、それをもっともっと突き詰めていきたいと思っています。その上で、市内で色々な会社を経営している高橋社長の元で、学び、力をつけていきたいとも思いました。 2015年の4月に移住して1年半が経ち、「これからどうするの?」とよく聞かれますが、実は特に考えていません。私は今この瞬間に全力を注ぎ、楽しみたいタイプの人間で、幸いなことに今がすごく楽しいんです。なので、一瞬一瞬、この楽しさを積み重ねながら生活していきたいなと思っていますし、そんな環境が整っているまちが、気仙沼だと思います。
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早春の大島をノルディックウォーキングしよう!2017
早春の気仙沼大島をノルディックウォーキングしよう!2017 *JNFA桜に会いに行こう* 3月18日(土)気仙沼大島でノルディックウォーキングをしてみませんか? 初心者向けの「海岸コース3km」熟練者向けの「亀山登山コース8km」自然豊かなコースを楽しもう! ■ 開催概要 日時:2017年3月18日(土)9:15~13:15 集合場所:大島汽船 大島発着所前広場 定員:50名 参加料:大人2,100円(消費税・保険料・昼食代) 講師:JNFAインストラクター ◇下記サイト、チラシにて詳細をご覧ください。 ・イベントサイト ・チラシ(PDF) ■お申し込み 下記の申込用紙をご覧ください。 申込用紙(PDF) 申込締切:3月3日(金) ■ 主催・お問合せ NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会 TEL:022-277-8477 HP:http://jnfa.jp/