気仙沼での暮らし方 【新月中学校総合学習】大学生に向けた「思わず移住したくなる気仙沼紹介」
2018年10月26日
気仙沼ではいま、中学生もまちのことを考え行動を起こしています。
気仙沼市立新月中学校では、3年生総勢49名の生徒が地元の企業・団体の出すミッションの解決に向けて自分たちなりの答えを出すということを、総合的な学習の時間をつかって行なっています。
移住センターMINATOからのミッションは、「思わず移住したくなるようなメディアを考えよ!」。
中学生が半年間かけて考えたミッションの答えを、ぜひご一読ください。
「気仙沼ってカッコいいじゃん!」
「行ってみたいかも!」
これを読んだ人がそう思えるような、気仙沼で活躍しているカッコいい人を紹介します。
「俺たちがいるぜ~一歩踏み出せば変わる町~」
◎志田淳さん
一人目は志田淳さんです。
淳さんは、デザイナーとシェアオフィスのコミュニティマネージャー、ラジオDJとして働いています。
気仙沼出身で東京の大学に出た後、気仙沼に戻ってきました。いわゆるUターンです。
一見、何もないようにも思える気仙沼で淳さんが働いている理由。それは“仲間”です。
「気仙沼には、この町を盛り上げるために働く仲間であふれている。」とおっしゃっていました。
そんな仲間と一緒に働くことこそが、淳さんが今、楽しいと思えることだそうです。でも、同じ仕事仲間って少ないでしょ?と思いませんか?気仙沼では『同じ仕事仲間』という、仕事の壁がないのです。つまり、気仙沼を造り上げるすべての仕事が町をよくする一つの仕事として成り立っています。
さらに、淳さんにはこれから挑戦したいこともあるそうです。それは、「映画祭」と「Tシャツ作り」です。気仙沼の防潮堤には震災の記憶がたくさん眠っていますが、その防潮堤をスクリーンにし、映画を流す「映画祭」をやりたいとおっしゃっていました。また、各企業のロゴを作って、Tシャツにし、小さいところからおしゃれにしていきたいと考えています。今あるものを生かしておもしろくしていく、これが淳さんの考えです。気仙沼はこれから、もっともっと楽しくなります。あなたも気仙沼で、一歩を踏み出して見ませんか?
「気仙沼の海で働けることがしあわせ」
◎千葉正人さん
二人目は千葉正人さんです。
気仙沼出身の正人さんは今唐桑で漁師として働いています。漁師になる前はマグロ船の事務員をしていました。そのときから漁業をする人がだんだん減っていくと思い、漁師になったそうです。正人さんは同職業の仲間といつも一生懸命に仕事に専念しています。
そんな正人さんには大きな夢があります。それは民宿を開くことです。なぜなら、正人さん自身が採った海産物をお客様に提供して喜んでもらいたいからだそうです。
そんな自分の仕事に誇りをもち、一生懸命仕事に取組む正人さんはとてもかっこいいです!
Q.気仙沼のどんなところがすきですか?
A. きれいな海で仕事ができることです。
Q. 言われてうれしい言葉はなんですか?
A .「海がすき!」ですね。
気仙沼市には、このように魅力的な人がたくさんいます。そして、色々な事にチャレンジしようとしているひとたちがいます。
この通り、気仙沼にはチャレンジできることがたくさんあるし、それに挑戦している魅力的な人たちが気仙沼にはたくさんいます。このような気仙沼の良さに惹かれて人々が集まるのだと思います。
新月中学校3年生MINATOチーム7班