気仙沼での暮らし方 コラム#旅人編1-5 この海で世界とつながっている

この海で世界とつながっている

内湾のシンボルスポットだという「神明崎(しんめいざき)」に足をのばす。

きらきらと光る海面に見とれていたら、福がある顔をした恵比寿さまに出会う。
いつも座っている恵比寿さまが海に向かって勇ましく立ち上がっている!全国でも珍しい「立ち恵比寿」なのだというから驚いた。

—- 大漁と航海安全は気仙沼市民の絶えざる祈りである

どこかに記してあったこの言葉が思い出される。

そういえば、安波山の名前の由来も、海のそばにある神社さんも「大漁祈願・航海安全」を祈ってのことらしい。
まちのいたるところで見かける鮮やかな大漁旗も、夏の一大イベントであるみなとまつりも。

何をするにも、今日も明日も、大漁祈願・航海安全。

そんな絶えざる祈りが、恵比寿さまを立ち上がらせちゃっているのかもしれない。

今日はひとりの旅人として、ここ気仙沼から世界の海へ大漁祈願と航海安全を祈らせていただきます。

 

 

photo&text asami iizuka

ほかにも気仙沼の暮らしに関するコンテンツ発信中!

Instagram「海と暮らせば」はこちらから

記事一覧に戻る