気仙沼での暮らし方 コラム#4-1 気仙沼から伝えられることって、何だろう。

気仙沼から伝えられることって、何だろう。

2024年の1月1日、能登半島地震が起こった。

テレビからは、力強い声で情報を伝えるキャスターの声。

L字バーに津波の到達情報が映し出されている。

みんな逃げてほしい、助かってほしいと祈るしかなかった。

テレビ越しに感じる緊迫した状況の中で、ふとよぎったのは

「あの日、気仙沼もこんな風に見られていたのかな」ということ。

13年前のことを、自然と思い出していた。

この13年、いろんなことがあった。

まちは時間をかけて変化してきた。

そして本当にたくさんの人が、気仙沼に関わってくれた。

気仙沼でがんばる人も、

離れたけどずっと思いを寄せる人も、

あの日を機に気仙沼に関わり続ける人も。

一人ひとりに、13年間の軌跡と、思いがある。

東日本大震災を経験した気仙沼だから

伝えられることがあるんじゃないか。

大げさかもしれないけれど、きっとあるはず。

そう思って、3人の方に会いに行くことにした。

 

 

photo by asami iizuka

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