気仙沼での暮らし方 コラム#4-1 気仙沼から伝えられることって、何だろう。
2024年12月28日
気仙沼から伝えられることって、何だろう。
2024年の1月1日、能登半島地震が起こった。
テレビからは、力強い声で情報を伝えるキャスターの声。
L字バーに津波の到達情報が映し出されている。
みんな逃げてほしい、助かってほしいと祈るしかなかった。
テレビ越しに感じる緊迫した状況の中で、ふとよぎったのは
「あの日、気仙沼もこんな風に見られていたのかな」ということ。
13年前のことを、自然と思い出していた。
この13年、いろんなことがあった。
まちは時間をかけて変化してきた。
そして本当にたくさんの人が、気仙沼に関わってくれた。
気仙沼でがんばる人も、
離れたけどずっと思いを寄せる人も、
あの日を機に気仙沼に関わり続ける人も。
一人ひとりに、13年間の軌跡と、思いがある。
東日本大震災を経験した気仙沼だから
伝えられることがあるんじゃないか。
大げさかもしれないけれど、きっとあるはず。
そう思って、3人の方に会いに行くことにした。
photo by asami iizuka
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