気仙沼での暮らし方 コラム#3-4 地球にも人にも優しい暮らしって?
2024年11月18日
地球にも人にも優しい暮らしって?
2016年に気仙沼に移住したあすかさん。
今は自分の畑で好きな野菜を育てたり、鶏と一緒に暮らしたりと、自然とともに生きる暮らしをしているけれど、もともとは東京のIT企業でエンジニアをしていた。
都会で働く中で、ものすごいスピードで進む物事に違和感を覚えたり、体調を崩した時に、食べることが命につながっていることを実感したり。
その経験から、自分が食べるものを自分でつくる暮らしを、気仙沼の唐桑という自然豊かなエリアで始めた。
あすかさんは「畑のsoup屋さん」 @hatakenosoupya の顔も持っている。友だちと一緒に始めた畑で育てた野菜を、みんなに気軽に味わってもらえたらと、イベントに出店している。
「もっと上手に自然と暮らすことを学びたい。私もわくわくするし、自然にとっても良い、そんな風に暮らしのなかに循環が生まれたら」
その思いを種にあすかさんが2020年に始めたのが「気仙沼勝手に環境庁」。 @kankyo_ksnm
「くらしから みらいをかえる」をテーマに、環境にやさしい暮らしを学び、実践する人たちの集い。今実践している人も、これからそうなりたい人も仲間になって、みんなで取り組んでいる。
「勝手に」というのがミソ。強制でもなく、義務でもない。
みんな勝手にやって、それが集まるから楽しくなってくるのだ。
写真提供 矢野明日香
ほかにも気仙沼の暮らしに関するコンテンツ発信中!