気仙沼での暮らし方 コラム#1-2 自分にとって「豊かな暮らし」ってなんだろう。

自分にとって「豊かな暮らし」ってなんだろう。

「新鮮な魚って、こんなに美味しいの!?」

海のない町や都会から遊びに来た人たちが気仙沼でお刺身を食べると、必ずと言って良いほど驚く。

カツオ、マグロ、タコにホタテ。
新鮮だからこそ感じられる自然そのままの美味しさを
私たちは海の恵みとしてありがたく受け取っている。

気仙沼に移住してきて「旬のものを旬の時期にいただくこと」の幸せを初めて知った。近所の方から海や山の幸をおすそ分けしてもらうと、「あぁ、もうこの時期か」と季節を感じる。

今は自分が外から人を呼んできて紹介する番。遊びに来た友人を、魚市場近くにある朝7:00からやっているお店「たばご屋」さんに連れていき、朝ごはんを一緒に食べる。「えっ!おいしい!」と驚く顔を見て、誇らしくなっている自分。

いつの間にか、豊かさの中に自分がいる。友人が美味しそうにごはんを頬張る姿を見ている時、心が満たされている感じがした。

 

photo by asami iizuka

 

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