ようこそ、海へ。
- FISHERMAN IN KESENNUMA
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Stay with the Ocean.
KESENNUMA
宮城県気仙沼市。高知、宮崎、富山、北海道など、魚市場は毎日、三陸沖漁場で漁をする全国の漁船が入港し水揚げをしています。海で活躍するのは沿岸漁業の漁師たち。栄養満点の海で育った海産物は全国に出荷されています。海のまわりには、問屋、造船、漁具資材屋、箱屋、氷屋、水産加工など、漁業を支える仕事がたくさんあります。みなさん「私たちは漁師さんに食べさせてもらっている」というほど、長い歴史の中で、漁師さんを大切にするスピリットが根付いている港町です。目指す気仙沼の漁業についてあなたも知ってみませんか?「日本一、漁師さんを大切にするまち」を目指す気仙沼で、あなたも漁師になりませんか?
気仙沼での
主な沿岸漁業
Type of fishing
- FISHERMAN IN KESENNUMA
- FISHERMAN IN KESENNUMA
- FISHERMAN IN KESENNUMA
気仙沼の漁業といってもいろいろな種類の漁があり、獲れる魚も漁法もさまざま。大きく分けると「育てる漁業」と「獲る漁業」の2種類。その中でも、浜から比較的近い漁場で行われているのが沿岸漁業。家族経営が多く、日帰りが基本です。(突きん棒や大目流し網を除く。)「育てる漁業」と「獲る漁業」、やりがいや向き不向きはそれぞれ。自分に合った漁を選んでみてください。
漁場に網を設置し、網の中に入ってきた魚を獲る漁法です。網は、回遊する魚を中へ誘導し、一度入ると外へ出にくい仕組みになっています。誘導された魚は最終的に「魚どり」と言う部分に入っていき、この魚どりを引き揚げる「網起こし」という作業で漁獲します。漁獲する魚はイワシ、サバ、サケ、ブリなど、季節によってさまざまです。カツオ一本釣りに使われる生き餌のイワシを獲る定置網もあります。
TEICHIAMI
「育てる漁業」の養殖業。気仙沼では、牡蠣・ホタテ・ワカメ(メカブ)・ホヤの養殖が盛んに行われています。いずれも「無給餌養殖」といってエサをやらない養殖方法で、筏やブイを海面に浮かべ、ロープやカゴを海中に垂らしたり、ロープを海面に張ったりして育てます。リアス海岸であるため、山からの栄養がそのまま海に流れ込み、養殖に最適な漁場が広がっているのです。
YOUSYOKU
海面に浮いてくるメカジキを目視で探し出し、船を近づけ、船の舳の突き台から長さ4mほどの銛を投げてメカジキを突く、伝統漁法です。三陸沖から北海道沖にかけて、主に夏に行う漁なので、ほかの季節は沿岸で別の漁をする船がほとんどです。
TSUKINBOU
目の大きな網を潮流で漂わせ、その網に絡まった魚を獲る漁法です。気仙沼港から、漁場まで3~8時間程かけて向かい、漁場に着くと、夕方から約2時間にわたって網を海中に入れ、約6時間後から網を引き揚げます。魚は網目に刺さったように挟まり、身動き出来ない状態で漁獲され、船上にて素早く内臓処理等・氷詰め作業等を行ってから低温の魚艙(ぎょそう)で保管します。網目が大きいことからマグロ、カジキ、サメなどの大型の魚類が漁獲されます。
OOMENAGASHIAMI
気仙沼に
水揚げ・寄港する主な近海・遠洋漁船
Type of fishingTypes of vessels landed & called at Kesennuma
気仙沼は、沿岸漁業のほかに県外の船も多く入港する遠洋近海漁業の根拠地。特に生鮮カツオの水揚げは25年以上連続日本一。日本中の漁師さんを受け入れ一緒に栄えてきました。外の風が常に流れるのが気仙沼です。
数千本の釣り針をつけた長いロープを使ってマグロを獲る漁法です。ロープの長さは数十キロになります。気仙沼港を出港し、近海では漁場に到着するまで4~7日、遠洋では2週間〜2ヶ月かかります。漁場に着いたら、約6時間かけて投縄(釣針に餌を付けて延縄を流します。)を行い、約5時間後から揚縄作業がはじまります。この揚縄作業は10時間以上要し、針にかかった魚は右舷側にある「舷門(げんもん)」から慎重に人力で引き揚げ、その場で素早く内臓処理等・氷詰め作業等を行ってから低温の魚艙で保管します。
数千本の釣り針をつけた長いロープを使ってマグロを獲る漁法です。ロープの長さは数十キロになります。気仙沼港を出港し、近海では漁場に到着するまで4~7日、遠洋では2週間〜2ヶ月かかります。漁場に着いたら、約6時間かけて投縄(釣針に餌を付けて延縄を流します。)を行い、約5時間後から揚縄作業がはじまります。この揚縄作業は10時間以上要し、針にかかった魚は右舷側にある「舷門(げんもん)」から慎重に人力で引き揚げ、その場で素早く内臓処理等・氷詰め作業等を行ってから低温の魚艙で保管します。
HAENAWA
エサとなる小魚を追って海面近くにやってきたカツオやマグロを一匹ずつ釣り上げて漁獲する豪快な漁法です。カツオの群れを発見したら、餌として用意してあるイワシを少量撒きます。さらに散水装置から散水すると餌となるイワシが沢山いると思い興奮して疑似針に食いつきます。近海船は宮崎や高知、三重などの船が、2月頃に故郷を出港し、カツオとともに北上します。6〜11月にかけて三陸沖で操業し、気仙沼を基地に水揚げしています。遠洋船は南方から三陸沖まで、年間操業しています。
エサとなる小魚を追って海面近くにやってきたカツオやマグロを一匹ずつ釣り上げて漁獲する豪快な漁法です。カツオの群れを発見したら、餌として用意してあるイワシを少量撒きます。さらに散水装置から散水すると餌となるイワシが沢山いると思い興奮して疑似針に食いつきます。近海船は宮崎や高知、三重などの船が、2月頃に故郷を出港し、カツオとともに北上します。6〜11月にかけて三陸沖で操業し、気仙沼を基地に水揚げしています。遠洋船は南方から三陸沖まで、年間操業しています。
KATSUOIPPONZURI
サンマが光に集まる習性を利用して夜間に集魚灯を用いて行う漁法です。
魚群を発見すると、船の集魚灯を全灯させサンマを集めます。その後、左舷と右舷の集魚灯をつけたり消したりしながら、網の敷いてある左舷側にサンマを集めます。赤色集魚灯を使ってサンマを落ちつかせたら、フィッシュポンプで海水と一緒にサンマを吸い上げて漁獲します。
サンマ漁が行われるのは8月から12月で、1回の操業は、1日から5日ほど。サンマの群れを追いかけて、三陸沖から北海道沖で操業します。
魚群を発見すると、船の集魚灯を全灯させサンマを集めます。その後、左舷と右舷の集魚灯をつけたり消したりしながら、網の敷いてある左舷側にサンマを集めます。赤色集魚灯を使ってサンマを落ちつかせたら、フィッシュポンプで海水と一緒にサンマを吸い上げて漁獲します。
サンマ漁が行われるのは8月から12月で、1回の操業は、1日から5日ほど。サンマの群れを追いかけて、三陸沖から北海道沖で操業します。
サンマが光に集まる習性を利用して夜間に集魚灯を用いて行う漁法です。
魚群を発見すると、船の集魚灯を全灯させサンマを集めます。その後、左舷と右舷の集魚灯をつけたり消したりしながら、網の敷いてある左舷側にサンマを集めます。赤色集魚灯を使ってサンマを落ちつかせたら、フィッシュポンプで海水と一緒にサンマを吸い上げて漁獲します。
サンマ漁が行われるのは8月から12月で、1回の操業は、1日から5日ほど。サンマの群れを追いかけて、三陸沖から北海道沖で操業します。
魚群を発見すると、船の集魚灯を全灯させサンマを集めます。その後、左舷と右舷の集魚灯をつけたり消したりしながら、網の敷いてある左舷側にサンマを集めます。赤色集魚灯を使ってサンマを落ちつかせたら、フィッシュポンプで海水と一緒にサンマを吸い上げて漁獲します。
サンマ漁が行われるのは8月から12月で、1回の操業は、1日から5日ほど。サンマの群れを追いかけて、三陸沖から北海道沖で操業します。
BOUUKEAMI
大きな袋状の網で魚の群れを囲んでとる漁法で、一度にたくさんの魚をとることができます。魚群を探す「漁探船」、網を海中へ投入する「網船」、漁獲物を運ぶ「運搬船」など、それぞれ役割をもった船が3~5隻で1船団となり多種多様な魚を漁獲します。魚の群れを見つけると、網船は素早くこれを網で囲い込み、他船と連携して、網を絞りこんで巻き揚げます。漁獲した魚を運搬船に積み込み、運搬船は、ただちに魚市場に向かい水揚げします。
MAKIAMI